札幌日仏協会元会長 中村睦男さんの「偲ぶ会」開かれる

中村睦男前会長を偲ぶ会
 

札幌日仏協会の元会長で2020年4月に81歳で亡くなった中村睦男さんの「偲(しの)ぶ会」が11月22日、北海道大学クラーク会館講堂で催されました。
中村さんは北大の学長を01年から6年間、歴任したほか、退職後の09年からは公益財団法人「アイヌ文化・研究振興機構」の理事長を務め、アイヌの権利回復に尽力されました。
札幌日仏協会では07年から20年までの13年間にわたり、会長を引き受けて頂き、04年にはフランス政府から「フランス教育功労賞オフィシエ勲章」を受章されております。
北大とアイヌ民族文化財団の共催で行われた「偲ぶ会」には、大学やアイヌ関係者ら約200人が列席、当協会からは理事長の私(加藤利器)と吉田雅典事務局長、江口修、小田原賢二・両顧問の計4人が訪れました。
偲ぶ会では、寶金清博・北大学長ら主催者挨拶に続いて、北海道アイヌ協会前理事長の加藤忠さんらが中村さんの遺徳を偲んで、故人に寄せる思いを語りました。
私ども4人は引き続き、中村さんの遺影の前で白いカーネーションを手向け、北海道とフランスの交流促進に長年、尽力された中村さんのご冥福をお祈りしました。
中村さんは20年2月21日に札幌・メルキュールホテルで開催された札幌日仏協会総会・懇親会に出席された際、会長の辞任を表明され、そのわずか2カ月後に逝去されました。
コロナ禍にあったため、葬儀は近親者のみで執り行われ、3年半を経過して、この日の偲ぶ会の開催となりました。</text-align: justify>

(理事長・加藤利器)

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アリアンス・フランセーズ創設140周年記念
世界大会に参加して

札幌日仏協会/アリアンス・フランセーズ
理事長 加藤利器

フランスの言語と文化を世界に広める窓口として、仏政府が大きな支援と役割を果たしてきたアリアンス・フランセーズ(AF)。その創設140年を記念する世界大会が7月11日から1週間、パリで開催され、札幌アリアンス・フランセーズを代表して大会に参加してきました。大会には135カ国から約700人が集結し、アリアンスの組織力の大きさをあらためて思い知らされました。期間中、マクロン大統領主催の歓迎レセプションが大統領府(エリゼ宮)で開催されたのも、アリアンスを重視するフランス政府の表れです。わたしは、この場で大統領と握手を交わす光栄に浴し、札幌から参加した旨を伝えると「Bienvenu」の言葉を頂きました。「Quelle épopée! Quel avenir!」(何という叙事詩なんだ! どんな未来が待っているのか!)をテーマに開かれた世界大会の1週間を写真を交えて報告します。
アリアンス・フランセーズの創設140周年を紹介するルモンド紙の記事(2023年7月6日付)

 

アリアンス・フランセーズの本部はセーヌ左岸、パリ6区のラスパイユ大通り101番地にあります。大会前日の7月10日に本部を下見すると、建物は140周年を記念するポスターで覆われるなど、歓迎ムード一色に包まれていました。

 

ラスパイユ大通り101番地にあるアリアンス本部

世界大会はこのアリアンス本部と徒歩20分ほどのユネスコ(国連教育科学文化機関)本部を会場に開かれました。
週前半の11~13日はプレ・コングレ(事前会議)。連日、数々の行事が本部1階の劇場(テアトル)や市内各地で執り行われました。アリアンスの140年の歩みを振り返る1時間半に及ぶドキュメンタリービデオの上映会やフランス語の綴りの誤りや時制の変化などを題材にした楽しいスペクタクル、さらにパリの文化施設をガイド付きで見学する訪問会などに招かれるなど、盛りだくさんの内容でした。
わたしはすべての事前行事に参加し、久しぶりにディクテに挑戦したり、パンテオンに眠るビクトル・ユゴーなど偉人の墓参、フーコーの振り子時計などを見学したりして参加者と交流を深めました。
会場には必ず、国内各地のアリアンスから駆け付けた職員が手取り足取り面倒を見てくれるなど、ここにも歓迎ぶりが見て取れました。(わたしの担当はカイエンヌ=南米にあるフランス領ギアナの首都=のマルク・パヴェさん)

 

わたしを担当をしてくれたカイエンヌの会長マルク・パヴェさん(中央)

そして、いよいよ記念式典開幕日の14日です。
この日は午前9時からアリアンス本部の中庭で、参加者のうち代表者を招いた朝食会が開かれました。クロワッサンとコーヒー、オレンジジュースという簡素な“プティ・デジュネ“。参加した約200人は国境を超え、あちこちで話の輪を広げ、開幕前から熱気むんむんです。

 

アリアンス・フランセーズの中庭で交流する参加者

そして、同日午後2時からユネスコの大会議場で開幕です。

 

ユネスコの会場入口で出迎えてくれたマルク・セルダン事務総長(左)

入口では、アリアンス財団のマルク・セルダン事務総長が一人一人を握手で出迎え会場入り。アリアンス財団のイヴ・ビゴ会長の開会宣言に続き、政府のフランス語圏担当相や文化省の事務次官、アリアンス財団の副理事長らが次々と登壇して祝辞を述べ、140周年の機運を盛り上げました。

 

ユネスコの大会議場で開かれたアリアンス世界大会の記念式典開会式

その日の後半はアカデミーフランセーズの会員でフランスを代表する文学者エリック・オルセナさんが「あすのフランス語(La langue française demain)」と題して講演し、世界の多様な文化を育むうえで、フランス語の果たす役割が今後、ますます重要になると強調し、会場から大きな拍手を受けていました。
開幕の夜は再び、アリアンス本部に戻って晩餐会。パリの料理学校コルドン・ブルーの学生たちが総出で用意したフルコースの料理とおいしいワインが振る舞われ、時計の針が翌日になるまで、至福のひとときを過ごしました。

 

晩餐会はコルドン・ブルーの料理学校の学生たちが担当しました

大会2日目の15日はアリアンス本部で討論分科会が開かれました。3つの分科会のうち、わたしは「アリアンス・フランセーズのさらなる公平性と多様性」と題した会合に参加しました。各アリアンスが異文化間の対話に積極的な役割を担い、世界各国で展開するアリアンスの公平性と多様性を尊重しつつ、フランス語を通じて文化の伝承の使命を全うする責務を確認しました。(議長はチュニスAF会長モハメッド・エサウイ氏が務めました)。
夕刻はマクロン大統領のレセプションに招かれました。

 

エリゼ宮に招待されたわたし(加藤)

この日はフランスで勃発した暴動などの収集を図るため、内閣改造が行われ、4人の大臣が交代するという極めて大事な一日です。大統領も多忙を極めたはずですが、レセプション日程は3回変更となったものの、午後7時30分からエリゼ宮の中庭で執り行われました。それは、アリアンスの記念式典をフランス政府としていかに重視しているかの表れでもあり、あらためて、アリアンス・フランセーズの果たす役割の重要性を認識しました。

 

アリアンス・フランセーズ140年のレセプションで祝辞を述べるマクロン大統領

祝辞に続いて、大統領は参加者と15 分ほど歓談しましたが、わたしも折角の機会なのでご挨拶させてもらいました。

 

エリゼ宮の中庭でアリアンス世界大会出席者と歓談するマクロン大統領

大統領 「Vous êtes quelle alliance?」
加藤  「Sapporo,Japon」
大統領 「Bienvenu」
わずかこれだけの会話でしたが、大統領と握手を交わし、札幌の名前を伝えられたのは、まとないチャンスでした。

そして最終日の16日。閉会式もユネスコ本部で行われましたが、わたしはこの日、朝から体調を崩し、微熱が続いたため、欠席させて頂きました。前日、マクロン大統領と握手を交わしたのが原因だった? わけではありませんが、おそらく疲れが出たのでしょう。
予定では、「エコ責任トロフィーの授与」「アリアンス・パートナーシップの締結」「会議の要約と結論」を経て、無事終了したと聞いております。

 

イヴ・ビゴ―会長(中央)とわたし。左はケニヤのアリアンス会長

今回の記念式典に参加したことで、日本の最北に位置する札幌のアリアンスを何とか存続させなければならないとの決意を強くしました。そのためには、会員の増強や活動の活性化などみんなが手を取り合って、支えていく必要があります。アリアンスとはフランス大統領が「守り抜かなければならない」と力説するほどに大事な組織です。日本の北の拠点・札幌アリアンス・フランセーズの灯をともし続けていかなければ・・・。こんな思いを強くした、忘れ得ぬ1週間でした。

パリ祭の夕べ2023 盛会のうちに終わりました

2023年7月15日 パリ祭の夕べ

新型コロナウィルス蔓延による移動等自粛期間中の休止を経て昨年から再開した「パリ祭の夕べ」は、今年はフェアフィールド・バイ・マリオット札幌で開催しました。

    
 

冒頭古野会長(在札幌フランス共和国名誉領事)からのご挨拶と乾杯の唱和から始まり、歓談の途中に楽団Tuttiのアコーディオン演奏。そしてアコーディオンを伴奏に某氏がシャンソンを独唱。今年はもう一名加わり更に賑やかに。恒例の抽選会の後、札幌アリアンス・フランセーズのニコラ院長(通訳:平岡氏)による中締めの挨拶で名残惜しくも終演。総勢60数名の参加者には親しい顔ぶれは勿論ですが初参加の方も多数お越しになられ、終始和気あいあいの雰囲気であっと言う間の2時間でした。

      
 

会場ホテルの食事は大変好評で、来年もこの会場(及び雨天で使用できなかった中庭)で開催して欲しいというリクエストが多く、会場をご提供いただいたホテル側と調理・サービススタッフの皆さん本当に有難うございました。また、抽選会景品をご協賛いただいた道新文化事業社、アンビックス、札幌アリアンス・フランセーズにもお礼申し上げます。
来年もお会いしましょう。
事務局長 吉田

2023年 第15回『パリ祭記念』ペタンク大会

2023年7月9日 第15回『パリ祭記念』ペタンク大会

    
 

7月9日(日)に予定通り、農試公園において「第15回パリ祭記念ペタンク大会」(日仏協会主催)を開催いたしました。参加者は当日受付、試合方式は予選プル(poule)という、フランスでお馴染みの方式で実施しました。

当日の天気が30度超の予報であったため、急遽、決勝を3試合に変更し、トーナメント戦を行った結果、池田協会から遠路参加された「チーム嵯峨(嵯峨旭さん、林トキ子さん、久保紀子さん)」が、度重なる接戦を制し、優勝されました(おめでとうございます)。

当日は、集合写真に見られる通り、2名のフランス人(フィリップさん、デュボアさん)、他に安平町から舛田さんご一家(おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、お孫さん)が駆けつけてくださり、大会を大いに盛り上げていただきました。

日仏関係者としては、江口前理事長も久しぶりにコートに立ち、ベテランの戦略をご披露されました。今年も、このようにさまざまな顔ぶれの参加を得て、和やかに球戯に親しむことができましたことに感謝申し上げます。一日も早く、世界中の紛争が収まり、いたる所で楽しく鉄球を投げ合う日の来ることを祈念いたします。(中村)

フランス・ブルゴーニュのワイン使節団との交流報告

202306 ECHANGE SFJ DELEGATION DE BOURGONE
写真中央:古野会長ご夫妻、その右1人目ジャン=イヴ・ビゾ氏(BVV代表)、右2人目レジス・グジョン氏(BVV科学担当官)、
左1人目フロリアン・ウンベール氏(BVVディレクター)、左端小山隆彦氏(財務省関税局員、兼通訳)
 

 

去る6月5日、世界を代表するワインの産地ブルゴーニュ地方から道内ワイナリーの視察と学術講演等を行う目的でワインの分野における公益団体「Pôle Bourgogne Vigne et Vin(略称BVV)」の3名が来道し、札幌日仏協会との懇親会が催されました。
来道直前になって、「フランスと友好を深める札幌日仏協会との懇談の場を設けられないか」と道庁を通じて要請があり、古野会長ご夫妻のご尽力によって急きょ、実現しました。
協会側からは古野会長ご夫妻と理事長の私(加藤)、前会長兼理事長の江口顧問、吉田事務局長の5人が出席しました。一方、フランス側の参加者はブルゴーニュ地方の中心都市ディジョンとその近郊でブドウ栽培から醸造に関する一連の研究、指導や生産者育成活動に携わる第一人者です。
道庁近くのフレンチレストランを会場に、ワインを通じて和やかに懇談する中、彼らからは北海道で生産が拡大するワインの質の高さについて、称賛の声が挙がっていました。
フランスでは、気候変動に伴い将来的にはワインの生産を持続することに対する懸念の声が高まっているといい、今後は世界の生産地と「競争」ではなく「協調」をと訴えていたのがとても印象に残りました。
(理事長・加藤利器)

函館日仏協会の10月例会に参加して理事長 加藤利器

函館は幕末の開港以来、欧米やロシア、中国など、海外に開かれた港町として発展してきました。フランスと日本の長い交流の歴史もここ、函館から始まったのです。
津軽海峡を望む西部地区。外国人墓地の近くにある日蓮宗・実行寺(じつぎょうじ)の境内には『日仏親善函館発祥記念碑』が建立されています。
1855年にフランス船が難破し、ときの箱館奉行が人道的な見地から同船の寄港、乗組員の上陸を許可、実行寺の住職らが全力で介抱に当たって祖国帰還に力を尽くした旨が書かれています。
この石碑の建立に奔走したのが、函館日仏協会でした。

道内には、わたしたち札幌日仏協会より歴史の古い函館日仏協会があるのを皆さんご存知でしょうか。函館はフランスに開かれた窓、文化を繋ぐ架け橋でした。その函館に道内初の日仏協会が誕生したのは、札幌より6年早い1983年5月のこと。フランス料理店の道内発祥である五島軒(1886年創業。建物は道内初の国登録文化財に指定)に事務局を置き、平成天皇・皇后(現在の上皇・上皇后)が滞在した歴史ある広間を会場に、月1回の例会を欠かさず開いてきたのです。函館の会員の皆様の熱い思いが伝わってきます。
現在の会長は五島軒の会長でもある若山直(わかやま・なお)さんです。若き頃、フランス中部の都市ヴィシーでコックの修行をし、フランス語はぺらぺら。函館きってのフランス通で知られています。

五島軒

わたしは、かつて北海道新聞の記者として函館に勤務した経験があり、若山会長はじめ、お父様(故若山徳次郎氏)にも取材させて頂きました。わたしが札幌日仏協会の理事長に就任したのを聞いて、「10月28日に開催する10月例会へぜひ」とご招待がありました。函館と札幌の両協会の交流は、これが初めてとのことで、喜んで参加させてもらいました。
当日は午後6時半から、さきほどお話しした由緒ある大広間で開会となり、まず冒頭の40分間を頂戴してミニ講演を行いました。
札幌日仏協会の活動状況やアリアンス・フランセーズの講座内容などについて説明した後、今年発刊した拙著『赤いテラスのカフェから~フランスとアイヌの人々をつなぐ思索の旅』の中から、フランス東部ブザンソンで発見された「夷酋列像(いしゅう・れつぞう」(蠣崎波響作)のミステリーについて話を続けました。
なぜ松前の秘宝ともいえるアイヌ指導者の連作肖像画(11枚)が海を超え、フランスの地方都市に渡ったのか。歴史好きの函館の皆様の関心は極めて高く、映像を交えた講演を熱心に聞いて下さいました。
この日の参加者は20人でしたが、会員の一人、立憲民主党の逢坂誠二さんも東京から駆け付けてくれました。わたしは若い頃の3年間、道新倶知安支局に勤務し、当時、ニセコ町役場に新人として入ってきた逢坂さんと知己を得ました。スキーを教えてもらったり、一緒にお茶を飲んだり、お酒を飲んだり…。まさに40年来の仲です。ニセコ町長を経て、いまや天下国家を論じる衆院議員となりましたが、わたしの講演のために(これはリップサービスです!)函館に戻ってきてくれた逢坂さんとの再会は、まさに日仏協会が取り持つ不思議な縁だと感じました。

左から若山会長、
加藤、逢坂誠二さん

また、例会では会員の皆さんが近況を報告する時間も設けられており、この日は、協会理事で画家の佐々木慶一さん(パリ国立高等美術学校に留学経験)が、クリムトを彷彿させる最新の作品について自ら解説し、話題を集めておりました。

佐々木慶一さん

例会の最後には、皆さんとの記念写真に収まりました。

函館日仏協会の会員と
記念写真

今回の交流を機に、今後とも函館日仏協会との関係を強化していければ幸いです。会員の皆様のご理解が得られるなら、来年以降、年間行事の中に位置づけるとともに、まずは返礼として若山会長を札幌にお招きして、函館の日仏交流の足跡についてお話し頂く機会をつくりたいと思います。
函館では年間12回の例会を開催しております。11月はボジョレーを飲む会、12月はクリスマス例会、1月はニューイヤー・コンサート(新年会)…と続きます。趣向を凝らした催しが次々と。手作り感が溢れ、楽しく、そして親密な会合です。
わたしたちも函館から学ぶことが多くあると強く感じて、札幌に戻りました。

札幌日仏協会/アリアンス・フランセーズ 2020年度総会・懇親会

2月21日予定通りメルキュールホテル札幌において今年度の総会および懇親会が開催され折からのコロナウィルス感染拡大にもかかわらず例年通りの規模で開催された。19年度の活動・会計報告のあと新年度の活動計画と予算案が拍手をもって承認・可決された。そして事務局長より中村会長の任期半ばでの退任の報告がなされると、落胆の嘆息の後満場の拍手が続き13年の長きにわたるご貢献に対する謝意が表明された。その後の懇親会でも会長とのツーショットを求めてのフラッシュと労いの言葉が引きも切らずだった。

2022年 第14回『パリ祭記念』ペタンク大会

2022年7月10日 第14回『パリ祭記念』ペタンク大会

ご挨拶とお礼

初めまして、札幌ペタンク協会会長の中村と申します。
本日は、例年フランスの「革命記念日」(le quatorze juillet)に因んで札幌で開催しております「パリ祭記念ペタンク大会」についてご紹介させていただきます。
本年も、西区の「農試公園屋外コート」で7月10日(日)に開催いたしました。ところが、今回は当日の雨模様に加え参議院議員選挙、コロナ禍の拡大などの影響で、予想外に低調な大会となりました(近年にないことで、関係者一同、軽いショックを受けました)。

 


そうした中、大会を盛り上げてくれたのは、お祭りイベントに相応しく、おじいちゃんと参加していた小学5年の皆川広登(ひろと)君でした(写真参考)。広登君は、ペタンク協会が準備したジュニア用ボールを身体いっぱい使って投げ、そのナイスショットで何度も観客の皆さんから拍手をもらっていました。来年は、更なる成長の姿を見せてくれるのでは、と今から楽しみにしています。

 

ご存じのように、残念ながらペタンク競技は次期「パリオリンピック」の正式種目にはなれませんでした。しかし国内では「ペタンクを国体種目に」をスローガンに、さまざまな取り組みが行われています。札幌協会も、本年から「出前講習会」「初心者体験会」などを立案し、ホームページを活用しながら、活動の輪を広げています。

 


今回、日仏協会新理事長に就任されました加藤利器氏より両協会、手を携えて互いの発展に努力しましょう、との力強いお言葉を頂きました。微力ながら、札幌ペタンク協会もフランスのスポーツ文化隆盛のためにお役に立てればと思っております。例年、多大のご支援を頂いていることにお礼申し上げますとともに、フランス発祥の球戯発展のためにも、是非、来年の「パリ祭記念ペタンク大会」には多数のご参加を頂けますよう、お願い申し上げます(特に「アリアンスフランセーズ」の生徒の皆さんには、実際に鉄球を手にし、さまざまな戦略を体験して「エスプリ フランセ」(esprit franҫais)に触れられることをお勧めします)。
最後になりましたが、日仏協会の今後益々のご発展をお祈りいたします。

2022年パリ祭の夕べ トークイベント・懇親会

2022年7月16日 パリ祭の夕べ

17:00-18:00 トークイベント 加藤利器✕佐々木葉子

18:30-20:30 懇親会

2022年6月8日~9日 フィリップ・セトン駐日フランス大使、ステファンヌ・マルタン文化参事官他一行来道

フィリップ・セトン駐日フランス大使、ステファンヌ・マルタン文化参事官他一行が来道、古野重幸在札幌フランス名誉領事と共に、札幌・岩見沢・白老を訪問されました。

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