「第1 7回パリ祭記念ペタンク大会」のご報告
丁度1年ぶりのご報告になります。主管団体を代表して今回も札幌ペタンク協会の中村が報告させていただきます。
- 開会式
- 中村理事より大会要領を説明
本年は、開催要項でも触れておきました通り、運よくパリ祭(le quatorze juillet) 前日に開催することができました。
今回は、大会参加チームも16を数え、トリプルスの編成なので参加者は選手のみでも50名近くにのぼり、近年にない盛況ぶりでした。「パリ祭記念」のイベントにふさわしく、市内在住のフランス人4名の方々にも参加して頂き、昨年同様、国際色ゆたかなイベントとなりました。札幌アリアンス・フランセーズの若い先生とデュボワさんは昨年に続いての参加で、すっかり顔なじみのプレーヤーぶりで、何と今回は「日仏A」「日仏B」「日仏C」の3チームが揃って予選会を突破するという快挙を成し遂げました。もうおひとりは、13年前から市内に住まわれている日本語の堪能な方で「飛び入り参加」していただきました (これも、堅苦しさの無いお祭りイベントの良さなので、これからも続けてゆければと思っております)。
国内の大会では採用されることが珍しく、フランス本国ではお馴染みの「プル poule」方式の大会には、北海道ペタンク・プール連盟事務局長を務めておられる舛田さんのご一家にも参加いただきました。小学生3名の活発なプレーぶりは、ペタンクが高齢者のみの愛好するスポーツではないことを示してくれました。来年も成長した元気な姿を見せてくれることを期待しています。
優勝は、「アルテラ」チームで、市内の選手2名と美幌から応援参加した選手との混成チームで、連覇を成し遂げました。とてもレベルの高いゲーム運びで、他のプレーヤーに来年を期するモティベーションを与えてくれました。
最後になりますが、今大会には特別に「石屋製菓」さまのご協賛を頂きました。急なお願いをお聞き届け頂き、大会当日、参加者全員が「白い恋人」を手に記念写真に納まりました(勿論、その後すぐに賞味させて頂きました)。コンサドーレのユニフォームを着た熱烈な少年ファンの可愛い姿は、今後チームの活躍を期待させる嬉しいサプライズのひとつでした。今大会の会長である石水様のご厚意に、参加者に代わりお礼申し上げます。本当に有難うございました。
多くの「三色旗」に囲まれたテランで「いつでも、どこでも、誰とでも」のモットーにふさわしく、国籍、年齢、性別を越えて多くの人々がフランス発祥の軽スポーツに親しむ姿は、本当に美しいと思います。一年に一回限りのイベントは全ての「お祭り」がそうであるように、どこか華やかさと寂しさが同居します。
来年また農試公園で、皆さまの、お元気な姿にお目にかかれることを期待して拙文にピリオド(point final)を打ちます。A l’année prochaine!
(理事 中村寿司)