黒田昭信先生による講和
2024年7月20日 「フランスの若者たちの日本〈 幻想 〉 ? ポップカルチャーの鏡の中で」
7月20日(土)、「パリ祭の夕べ」に先立ち、ストラスブール大学言語学部日本学科の黒田昭信准教授による講演、「フランスの若者たちの日本〈 幻想 〉 ? ポップカルチャーの鏡の中で」が行われました。黒田先生は、ストラスブール大学で博士号を取得され、20年近く、フランスにて日本語や日本学の教育に携わっています。
お話は、日本に様々な〈幻想〉を抱くフランス人大学生が、しばしばなぜそうした〈幻想〉を抱き続けてしまうのかを、現場での教育体験をもとに分析なさるものでした。黒田先生はこの問題を、フランスでの外国語教育における相対的な地位の低さや、大学入学に際しての選抜システムと関連付けつつ説明なさいました。お話は時に厳しい現実に触れるものでもありましたが、最後に、日本の様々な〈現実〉に触れようとするフランス人大学生の優れた発表の紹介もあり、希望を感じさせるものでもありました。講演の後も、日本の教育との比較などに基づく活発な質疑が交わされました。
常任理事 村松正隆
「第16回パリ祭記念ペタンク大会」のご報告
1年間のご無沙汰でした。札幌ペタンク協会会長の中村です。毎年恒例の「パリ祭記念ペタンク大会」についてご報告します。
- 開会時の記念写真
今年は、本国の「7月14日」より1週間遅れの21日に「札幌市西区農試公園」屋外コートで開催いたしました。
当日は、加藤理事長、吉田事務局長、前理事長の江口様にも参加頂き、大会を盛り上げていただきました。折よく大会前日に開催された「パリ祭の夕べ」での宣伝と参加依頼の言葉が功を奏したのか、札幌アリアンス・フランセーズの若い先生とご友人に参加頂き、例年参加の元理事のデュボワさん含め、フランス人3名が国際色豊かなイベントとして盛り上げてくれました。普段、顔を見慣れた者同士で少しマンネリ化したゲームに甘んじているペタンク協会の会員には嬉しいサプライズでした。
- 優勝カップ返還
- 計測中
- 入賞者
大会冒頭の主催者挨拶(加藤理事長)の後、前年度優勝チーム(「池田協会嵯峨チーム」)から優勝カップの返還がなされた後、2ブロック各5チーム編成で総当たりの予選を行い、上位2チームによる決勝トーナメントを行いました。今回は「アルテラ」チームが優勝でした(トリプルスの内、2名が札幌協会会員、1名が道東「美幌協会」からの応援参加)。このように、北海道全体で札幌日仏協会主催の大会が支えられているのは嬉しいことです。地方大会に出向くと、「今度のパリ祭はいつ?」と、よく声を掛けられます。
本年は「パリオリンピック」の年ということで、地元のテレビ局(テレビ北海道)が取材に訪れました。フランス発祥の球技「ペタンク」を取り上げ、特に北海道(池田町)と札幌における競技の現状と普及の歴史等について紹介したいとのことでした。取材担当者もプレーに加わりましたので、ペタンク競技の面白さをお茶の間に伝えて下さることでしょう(※)。
来年、また新たな様相で開催できることを期待しております。
※7月31日(水)17:15からのニュース番組で放映
理事 中村寿司
追悼 原子修先生
原子修先生が亡くなられた。思うにつけコロナの三年間は先生にとって切歯扼腕の時間だったことだろう。ようやく縄文文化がうねりとなって先生の詩的世界が大きく広がるチャンスに動くことを禁じられたのだから。
協会の重鎮であられた先生と知り合うきっかけは札幌日仏協会創設にさかのぼる。設置の準備で、詩人の橋本征子先生とお会いし小樽の繋がりで親しくお話しするうちに、征子先生のパートナーが原子先生でいらっしゃることを知り、北海道詩壇をリードするお二人にお付き合いいただけることになった。
お二人とも、日本の詩人の常として、大学などに職を確保されて創作にいそしまれていたが、そんな折、原子先生がいらした札幌大学に文化学部が新設され山口昌男さんが学部長として迎えられた。彼の招きで翌年今福龍太さんが教授で赴任したが、この二人の偉大な人類学者との出会いが大きな刺激となって原子先生の詩想にインスピレーションを与え、『原郷創造』に至る縄文詩群創作過程のトリガーを引いたのではと今にして思う。その後、わたしが事務局長、理事長を務めた時期には、征子先生を交えて三人でフランスとの交流で楽しい苦労を重ねた。フランスで編まれる日本詩のアンソロジーにお二人の詩が選ばれることが多く、その仏訳をめぐって意見を交したり、縄文詩劇のフランス上演実現の戦略について知恵を絞ったことが懐かしく思い出される。さらには、協会創立20周年を記念したピエール・クルチアードピアノコンサートで先生の自作朗読にピアニストが即興演奏で応えたデュオも忘れ難い。
- 朗読する原子氏
- クルチアード氏とのデュオ
北海道をまわると原子先生の詩碑がたくさん見つかる。ご本人も覚えていらっしゃらないほどだが、それは先生がいかに北海道を愛され、ご自身の詩の源泉となされたかの証左であろう。そしてそこからフランスをはじめとした世界に直接響く詩〈うた〉を生み出されたことは特筆に値する。あらためて先生の偉大な詩業に思いをはせながらご冥福をお祈りしたい。
(顧問 江口 修)
札幌日仏協会理事会・総会開催 年度方針は「人心一新、組織力を強化して基盤固めを!」
札幌日仏協会の理事会・総会が2月10日、メルキュール札幌で開かれ、2023年度の活動報告・会計報告と24年度の活動計画・予算計画など議案6件が全会一致で承認されたことをご報告いたします。新年度は常任理事、理事の多くが入れ替わり、人心を一新して、新たな体制での一歩を踏み出しました。
会に先立つ理事会には古野重幸会長をはじめ10人が出席し総会に諮る議案6件を審議。また札幌アリアンス・フランセーズの2023年の決算報告書も提出され、ニコラ・ジェゴンデ院長から受講者の確保をはじめ経営環境が安定している現状について説明がありました。
続く総会には会員21人が出席。吉田雅典事務局長の議事進行により、規約改正、役員改選を含む議案6件が原案通り可決されました。
首記のとおり「人心一新。組織力を強化して将来に向けた活動基盤を固める」を年度方針に掲げ、新体制による協会の活性化と新規イベントの推進を参加者全員で確認しました。
さて、この日の総会には来札中の名古屋アリアンス・フランセーズ院長のオリヴィエ・オルティズさんが出席されました。オルティズ院長は来賓挨拶で、現在、世界中に850校を展開するアリアンスの現状に触れ、「(850校は)規模も資金も全く異なり、それぞれの顔を持つが、(フランス語・文化を通じた)新たな価値観を創造・発信する使命と目的を共有している」と語り、連帯と結束を呼び掛けました。
総会の後は、会員の親睦を図る懇親会が催されました。
冒頭、私(加藤)から、昨年7月にパリで開かれたアリアンス・フランセーズ創立140周年世界大会への出席報告をさせて頂きました。エリゼ宮でマクロン大統領主催のレセプションが開催されるなど、フランス政府がいかにアリアンスを重視しているかについて紹介し、皆さんは大きな関心を示して下さいました。
会場では古野重幸会長や前川二郎副会長をはじめ、新しく役員に就任された方たちを囲んで話の輪が広がり、最後は理事から常任理事に就任された川中加津子さんの乾杯で宴を締めました。 (理事長・加藤利器)
なお、新たに就任した役員は次の通りです。
▽常任理事 下村晴信(社会医療法人社団三草会、クラークウェルネスクリニック)、柳澤重毅(ITコーディネーター)、川中加津子(元川中スポーツ代表取締役)
▽理事 原田彦エ門(北海道日産自動車代表取締役社長)、中村督(北海道大学大学院法学研究科教授)、平山陽子(office vivace代表取締役)、伊藤実枝子(コンフィ代表取締役)、高橋康子(東京海上日動火災保険)
「フレンチディナーを楽しむ会」を4年ぶりに開催
札幌日仏協会の年末の恒例行事だった「ソムリエとフランスワインを味わう会」が装いを新たに「フレンチディナーを楽しむ会」となり12月9日、コロナ禍を経て、4年ぶりに開催されました。会場のメルキュールホテル札幌には再開を待ち望んでいた会員を中心に42人が参加し、おいしいワインと道産食材を使ったフルコースのメニューを堪能しました。
久し振りの開催ということで、食事の前にはスペシャルトークを企画しました。講師はuhb北海道文化放送のお天気キャスターとして活躍されている菅井貴子さんで、「世界の空から見えてくる地球温暖化」と題して1時間にわたり講話を頂きました。
引き続き、食事会の開宴です。理事長の私(加藤利器)の開会挨拶に続き、前川二郎副会長の音頭で「サンテ」と唱和すると、この日のために用意した特別メニューが次々とテーブルへ。
(理事長・加藤利器)
函館日仏協会の11月例会で講演 理事長 加藤利器
函館日仏協会(若山直会長)の11月例会が11月24日(金)夜、五島軒本店で開かれ、昨年10月に続いて、函館の皆様の前で講演する機会を頂きました。
今夏、私はパリで開催されたアリアンス・フランセーズ(AF)世界大会に札幌を代表して参加し、世界131カ国から集まった仲間と交流してきました。マクロン大統領ともエリゼ宮(大統領府)で催されたレセプションでお会いしたことを若山会長にお話ししたところ、「ぜひ函館の会員にフランス滞在記と題して講演してほしい」と依頼があり、今回の訪問となりました。
講演は『函館とフランスを結ぶ深い絆』(Les liens profonds entre Hakodate et la France)と題し、AF世界大会の内容を中心に、函館日仏協会とフランスとの交流の歴史にテーマを広げて、滞在中に撮影した100枚の写真を使ってお話ししました。
アリアンス世界大会については、すでに当HPでもご報告しておりますが、世界に拠点を置くアリアンスが、単にフランス語を学ぶ場を提供するだけではなく、公平性と多様性を尊重しつつ、フランス独自の文化を世界に発信し続ける役割を果たさなければならないー。こうした世界大会の理念と精神を強調しました。
続いて、私はアリアンス世界大会後、約30日間にわたる自らの国内旅行について語りました。
私が訪れたのは、ロワール川河口の港町ナントと南仏アヴィニョン近郊のオランジュというまちです。旧友と再会するための旅でしたが、実はいずれも函館日仏協会の取り持つ縁で知り合った方たちでした。
偶然にも2人の名前はクロードさん、年齢は76歳です。
- ナントのクロードさん
- オランジュのクロードさん
(私は北海道新聞の函館支社報道部に勤務した時にこの報道に携わりました)

ナントと函館の姉妹都市
の動きを報じる
北海道新聞の記事
フランスの地方に住む人たちと函館の間に結ばれた交流の絆が、色褪せるどころか、時を経て、逆にくっきりと蘇る姿をつぶさに見て、私は感動しました。世界で悲惨な戦争が起きている時代に、真の平和とはこうした小さな友情の積み重ねによってこそ得られるのではないか。こんな思いを強くしたのです。
その意味で、函館日仏協会が果たした草の根の交流には、深い尊敬と敬意の気持ちを抱いております。私どもの協会も、フランスに向けて情報を発信し、フランスの市井の人たちと交流を深める活動ができないか。函館の皆さんと集合写真に納まりながら、こんな思いに駆られた、印象深い「函館旅」でした。
*講演の写真は函館日仏協会の佐々木慶一理事が撮影してくれました。佐々木さんは武蔵野美術大学在学中にパリ国立高等美術学校に留学した経験があり、金沢美術工芸大学大学院(修士)を経て、函館に帰郷して創作活動を続けています。
札幌日仏協会元会長 中村睦男さんの「偲ぶ会」開かれる

札幌日仏協会の元会長で2020年4月に81歳で亡くなった中村睦男さんの「偲(しの)ぶ会」が11月22日、北海道大学クラーク会館講堂で催されました。
中村さんは北大の学長を01年から6年間、歴任したほか、退職後の09年からは公益財団法人「アイヌ文化・研究振興機構」の理事長を務め、アイヌの権利回復に尽力されました。
札幌日仏協会では07年から20年までの13年間にわたり、会長を引き受けて頂き、04年にはフランス政府から「フランス教育功労賞オフィシエ勲章」を受章されております。
北大とアイヌ民族文化財団の共催で行われた「偲ぶ会」には、大学やアイヌ関係者ら約200人が列席、当協会からは理事長の私(加藤利器)と吉田雅典事務局長、江口修、小田原賢二・両顧問の計4人が訪れました。
偲ぶ会では、寶金清博・北大学長ら主催者挨拶に続いて、北海道アイヌ協会前理事長の加藤忠さんらが中村さんの遺徳を偲んで、故人に寄せる思いを語りました。
私ども4人は引き続き、中村さんの遺影の前で白いカーネーションを手向け、北海道とフランスの交流促進に長年、尽力された中村さんのご冥福をお祈りしました。
中村さんは20年2月21日に札幌・メルキュールホテルで開催された札幌日仏協会総会・懇親会に出席された際、会長の辞任を表明され、そのわずか2カ月後に逝去されました。
コロナ禍にあったため、葬儀は近親者のみで執り行われ、3年半を経過して、この日の偲ぶ会の開催となりました。</text-align: justify>
(理事長・加藤利器)
« Quelle épopée! Quel avenir! »
アリアンス・フランセーズ創設140周年記念
世界大会に参加して
札幌日仏協会/アリアンス・フランセーズ
理事長 加藤利器
フランスの言語と文化を世界に広める窓口として、仏政府が大きな支援と役割を果たしてきたアリアンス・フランセーズ(AF)。その創設140年を記念する世界大会が7月11日から1週間、パリで開催され、札幌アリアンス・フランセーズを代表して大会に参加してきました。大会には135カ国から約700人が集結し、アリアンスの組織力の大きさをあらためて思い知らされました。期間中、マクロン大統領主催の歓迎レセプションが大統領府(エリゼ宮)で開催されたのも、アリアンスを重視するフランス政府の表れです。わたしは、この場で大統領と握手を交わす光栄に浴し、札幌から参加した旨を伝えると「Bienvenu」の言葉を頂きました。「Quelle épopée! Quel avenir!」(何という叙事詩なんだ! どんな未来が待っているのか!)をテーマに開かれた世界大会の1週間を写真を交えて報告します。
アリアンス・フランセーズの創設140周年を紹介するルモンド紙の記事(2023年7月6日付)
アリアンス・フランセーズの本部はセーヌ左岸、パリ6区のラスパイユ大通り101番地にあります。大会前日の7月10日に本部を下見すると、建物は140周年を記念するポスターで覆われるなど、歓迎ムード一色に包まれていました。
週前半の11~13日はプレ・コングレ(事前会議)。連日、数々の行事が本部1階の劇場(テアトル)や市内各地で執り行われました。アリアンスの140年の歩みを振り返る1時間半に及ぶドキュメンタリービデオの上映会やフランス語の綴りの誤りや時制の変化などを題材にした楽しいスペクタクル、さらにパリの文化施設をガイド付きで見学する訪問会などに招かれるなど、盛りだくさんの内容でした。
わたしはすべての事前行事に参加し、久しぶりにディクテに挑戦したり、パンテオンに眠るビクトル・ユゴーなど偉人の墓参、フーコーの振り子時計などを見学したりして参加者と交流を深めました。
会場には必ず、国内各地のアリアンスから駆け付けた職員が手取り足取り面倒を見てくれるなど、ここにも歓迎ぶりが見て取れました。(わたしの担当はカイエンヌ=南米にあるフランス領ギアナの首都=のマルク・パヴェさん)
この日は午前9時からアリアンス本部の中庭で、参加者のうち代表者を招いた朝食会が開かれました。クロワッサンとコーヒー、オレンジジュースという簡素な“プティ・デジュネ“。参加した約200人は国境を超え、あちこちで話の輪を広げ、開幕前から熱気むんむんです。
開幕の夜は再び、アリアンス本部に戻って晩餐会。パリの料理学校コルドン・ブルーの学生たちが総出で用意したフルコースの料理とおいしいワインが振る舞われ、時計の針が翌日になるまで、至福のひとときを過ごしました。
夕刻はマクロン大統領のレセプションに招かれました。
加藤 「Sapporo,Japon」
大統領 「Bienvenu」
わずかこれだけの会話でしたが、大統領と握手を交わし、札幌の名前を伝えられたのは、まとないチャンスでした。
そして最終日の16日。閉会式もユネスコ本部で行われましたが、わたしはこの日、朝から体調を崩し、微熱が続いたため、欠席させて頂きました。前日、マクロン大統領と握手を交わしたのが原因だった? わけではありませんが、おそらく疲れが出たのでしょう。
予定では、「エコ責任トロフィーの授与」「アリアンス・パートナーシップの締結」「会議の要約と結論」を経て、無事終了したと聞いております。
パリ祭の夕べ2023 盛会のうちに終わりました
新型コロナウィルス蔓延による移動等自粛期間中の休止を経て昨年から再開した「パリ祭の夕べ」は、今年はフェアフィールド・バイ・マリオット札幌で開催しました。


冒頭古野会長(在札幌フランス共和国名誉領事)からのご挨拶と乾杯の唱和から始まり、歓談の途中に楽団Tuttiのアコーディオン演奏。そしてアコーディオンを伴奏に某氏がシャンソンを独唱。今年はもう一名加わり更に賑やかに。恒例の抽選会の後、札幌アリアンス・フランセーズのニコラ院長(通訳:平岡氏)による中締めの挨拶で名残惜しくも終演。総勢60数名の参加者には親しい顔ぶれは勿論ですが初参加の方も多数お越しになられ、終始和気あいあいの雰囲気であっと言う間の2時間でした。



会場ホテルの食事は大変好評で、来年もこの会場(及び雨天で使用できなかった中庭)で開催して欲しいというリクエストが多く、会場をご提供いただいたホテル側と調理・サービススタッフの皆さん本当に有難うございました。また、抽選会景品をご協賛いただいた道新文化事業社、アンビックス、札幌アリアンス・フランセーズにもお礼申し上げます。
来年もお会いしましょう。
事務局長 吉田
2023年 第15回『パリ祭記念』ペタンク大会



7月9日(日)に予定通り、農試公園において「第15回パリ祭記念ペタンク大会」(日仏協会主催)を開催いたしました。参加者は当日受付、試合方式は予選プル(poule)という、フランスでお馴染みの方式で実施しました。
当日の天気が30度超の予報であったため、急遽、決勝を3試合に変更し、トーナメント戦を行った結果、池田協会から遠路参加された「チーム嵯峨(嵯峨旭さん、林トキ子さん、久保紀子さん)」が、度重なる接戦を制し、優勝されました(おめでとうございます)。
当日は、集合写真に見られる通り、2名のフランス人(フィリップさん、デュボアさん)、他に安平町から舛田さんご一家(おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさん、お孫さん)が駆けつけてくださり、大会を大いに盛り上げていただきました。
日仏関係者としては、江口前理事長も久しぶりにコートに立ち、ベテランの戦略をご披露されました。今年も、このようにさまざまな顔ぶれの参加を得て、和やかに球戯に親しむことができましたことに感謝申し上げます。一日も早く、世界中の紛争が収まり、いたる所で楽しく鉄球を投げ合う日の来ることを祈念いたします。(中村)